日別アーカイブ: 2022年6月25日

何故私が開業したのか 第四話

ここまで、ずっと負け組でした。

大学に何とか、入れました。大学生活は、遊びました。麻雀、パチンコ、合コン。ザ!大学生活を送ってきました。バイトに明け暮れひたすら遊ぶお金を作りました。

大学の出席日数は、都度ギリギリでサボりグセはこのころついてしまい、何とか卒業できました。就職も、何とかできてサボった割には結果はいい風にでた内容でした。

でも、勉強はしなくてもいいけど、やはり大学生活ではもっと先生と、話し合いを討論をしとけばよかった。今思えば楽しい授業なんてたくさんありました。

僕が、一番覚えているのは、哲学の授業です。この授業は、先生も学生も関係なく、課題に対しての討論会をしてました。【偶然と必然について】偶然は、あるか無いかという討論会でした。先生は全ては必然の中にあるのではないかということに対して、誰か反論がありますかという先生の問いかけに対しして私は直ぐに手を上げ発言しました。

「偶然は、あると思います。その証拠に偶然という言葉が世の中ではっきりできているじゃないですか。」

この、私の発言に対して誰も言い返す事はできませんでした。先生すら何も言い返す事は出来なかったようです。

でも、大学生活の成果をはたったこれだけ。四年あってこの一言だけが僕の成果であって後、ただ遊んだ日々しか残っていません。

今もし、やり直せるならもっと、先生、学生と討論できたらよかった。そんな思いです。その討論をすするためには知識が必要で本を読まなければ討論はできませんけどね。
知識は裏切りませんから。